2月も中旬になり、いよいよ就職活動が解禁する時期が近づいてきました。3月から企業エントリーが開始され、早いところでは4月から試験・面接が始まります。しかし現時点、どこの会社・業種にエントリーしようか悩んでいる方は結構多いのではないでしょうか。
今回、『SE』の仕事内容を実体験をもとに、良い面、悪い面を赤裸々にお伝えしたいと思います。
『SE』と『プログラマー』の違い
「SE」と「プログラマー」は、どちらも同じ職種として表現されることがありますが、仕事内容は大きくことなります。私の所感になりますが、それぞれの特徴を纏めると以下の通りです。
… システム開発(主に上流工程)、導入、保守業務を担う。お客様と直接会話し、お客様が求めているサービスの提案や機能要件の取りまとめなどを行う。業務知識やコミュニケーション能力が求められる。
… 開発(主に下流工程)を担う。SEが設計した基本設計書をベースに、プログラムに落とし込む。いわゆる詳細設計・製造・総合テストまでを行う。
『SE』になるには
『SE』になるには、特別な資格や専門学校を卒業する必要はありません。文系は無理なんじゃないか?と不安になる学生さんは多いですが、私の会社においても文系出身者が3~4割を占めます。
ただし、学生の内に取得しておいてほしい資格があります。それは「基本情報技術者(通称:FE)」です。
内定後に研修等を行う企業が多いと思いますが、研修の中でFE試験対策などを実施し、取得を促す会社がほとんどです。また、転職や他業種への就職の際も有利な資格なので、取得しておいて損はありません。
『SE』の辛い仕事事情
『SE』のメリット
ここでは『SE』のやりがいをお伝えします。私が考える『SE』になるメリットは以下の通りです。
・転職し易い
・世の中に影響を与えるシステムを開発できる
・年収が高い
おわりに
就職活動を行う際は、後悔のないように全力で取り組んでください。これからは働き方改革などが推し進められ、年功序列から成果主義へシフトします。しかし、中途より新卒の方が目標とする会社に入りやすいのは事実です。皆さんの就職活動が実りあるものになる事を願います。